【育児録】霰粒腫と黄色ブドウ球菌と戦っていました(子供達が)

家事・育児

前回の庭づくり報告から、かなり日が空いてしまいました〜😇
去年、娘が霰粒腫・息子が黄色ブドウ球菌になり、その治療のためにバタバタとしていたら、あっという間に冬😩まだ小さい下の子の子守りをしながらの庭づくり。最近暖かくなるまでお休みしていました😂
今回は子供達がかかっていた霰粒腫・黄色ブドウ球菌について、一体何なのか、どのような症状だったのか、簡単にまとめました。

☆霰粒腫って??黄色ブドウ球菌って何??どんな症状なの?
☆どうしてなっちゃったの??
☆どうやって治したの?

霰粒腫ってなに??

霰粒腫(さんりゅうしゅ)って何?と疑問に思う方が多いと思います。実際私達も、医師に診断を受けた際は初めて聞く言葉に戸惑いました。
霰粒腫とは、瞼の中にできるやや固い腫瘤(しゅりゅう)、しこりのようなもの。マイボーム腺という涙の成分を分泌する脂の出口があり、その出口に分泌物等がつまってしまい、炎症が起き、肉芽腫という塊ができてしまう病気です。
無菌性なので感染はしないものですが、子供から大人まで誰でもなりうるものらしいです。

娘のケース

ある朝、目が痒いと言うので見てみたらこの状態でした。私は「あ、ものもらいだ」と思い眼科へ。先生が診察をして「あぁ、これは霰粒腫だね。目薬をしながら様子見」との診断でした。素人にはものもらいにしか見えない霰粒腫。素人判断で放置せずに、医師に診てもらって良かったです。

この写真は、炎症が起きている状態だったので結構腫れていますが、炎症が引いた後は目立たなくなり、日中は分からないくらいになりました。が!!目を閉じると瞼にしこりがあるのがハッキリわかりました。
祖父母達は可愛い孫の目が心配で、終始ハラハラしていました😂

対処

霰粒腫はなぜできてしまうのか、現段階ではハッキリとは解らないらしく、その都度処置等していくしか今の所対処法がないそうです。
ニキビのように中身が勝手に出て、目やにのようになり治ってしまう人も居れば、肉芽腫が瞼から飛び出るほど大きくなり処置が必要な人や、痛みがある人なども居るそうです。

娘の場合は、瞼の中に肉芽腫が2つほどできていましたが、痛みもなく、比較的小さいものでした。まだ幼く処置が危険な事(暴れるかもしれないので)と点眼で治るケースがあるとの事で、次回の診察まで抗生物質と炎症止めの2種類の点眼を処方されました。

炎症と肉芽腫の状態に合わせて、1〜2週間おきや1ヶ月おきに通院し、6ヶ月ちょいかかってやっと先生からのOKを貰えました🤗根気強く娘に寄り添い診察してくれた優しい先生と、その先生を気に入ってくれた娘のおかげで、終始穏やかに通院する事ができました🥺(片道40分通うのは大変でしたが💦)
もし放置してすぐに処置が必要な状態になってたら…と思うとゾッとします。

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黄色ブドウ球菌ってなに??

黄色ブドウ球菌は知っている方も多いかも知れませんね🤗その名の通り、顕微鏡で見るとブドウの房のように集まっている様子からこの名前が付いたそうです。
この菌は食中毒の原因となるだけでなく、健康な人の20〜30%が保菌していると言われる、常在菌です。人や動物の傷口、おでき・にきび・水虫、手・鼻・のど・耳など、身近に存在している菌です。
保菌していても発症しない人もいれば、突然発症し治療が必要になる事もあります。

入院患者や医療従事者の方は保菌している割合が高いらしく、問診の際に息子も入院歴について聞かれました(息子は入院歴は無いです)。

息子のケース

苦手な方はごめんなさい😱こちら、当時の息子の足です。今見ても可哀想になるくらい痛々しい…。
はじめはタコのような、色も無く、傷かも判らない小さなものでした。外遊びした後だったので、トゲでも刺さったのかな?小石でも入ったかな?と軽く考えていました。

翌日、息子が「痛い」とカタコトながらも訴えてきたので、足を見てみるとやや赤くなっていました。怪我していたのか。と思い消毒して絆創膏を貼り1日過ごしました。その晩、寝ていた息子が泣き出し、足が痛いと訴えてきました。足を見ると水ぶくれになっており、やっと異変を感じた私は翌朝一で皮膚科に受診しました。(後に後悔した選択になります。)

この写真を撮ったのは、待ち時間の時でした。この写真からさらに30分ほど待ち時間を過ごしていた時に、息子が痛みでグズリだし、足は赤く熱を持ち始めました。赤みと腫れは足の甲まで広がり、さすがに恐ろしくなり、「今すぐ見てほしい」とお願いしました。

先生が水ぶくれを処置してくれ息子も落ち着いたので、抗生物質と消毒薬を処方していただき、後日細菌検査の結果を聞きに行くことになりました。

対処

ここからが大変でした…😇後日受診したら、先生が何やら難しい表情。検査結果は「MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)」と言うものでした。MRSAとは、メチシリンという抗生物質に耐性のある黄色ブドウ球菌の事ですが、実際のところは多くの抗生物質に耐性があるらしく、厄介な菌らしいのです。

そして息子は当時まだ2歳ホヤホヤ。菌に効き、尚且つ小児でもOKな抗生物質を「これがうまく効けばいいけど…」と処方されました。不安な気持ちのまま帰宅し、夜の分の抗生剤を飲ませ寝かしつけた深夜、息子が発熱39.8°c、首に若干の発疹が出ました。慌てて別の病院の夜間救急に駆け込み、数日間の出来事を説明し夜に飲んだ抗生剤を確認して頂いたところ、「強い副反応が出る薬では無いが、小児科では基本的には扱わない抗生剤」との事。取り敢えず薬は中断し、MRSAを放置はできないので、皮膚科では無く小児科を受診するように。との事でした。

翌朝、同じ病院の小児科を受診。これまでの経緯を話し、小児科の先生も「抗生剤を変更した方が良い」との事でした。

ママンダ
マミンダ

(一体どういう事だよ!!!!)※心の声

と内心発狂しそうな気持ちを目一杯の作り笑いで隠し、副反応やMRSAへの効き目について確認し、新しい薬を処方して頂きました。
その後、新しい抗生剤を飲み終える頃には息子の足の炎症も落ち着き、徐々に傷口も乾いていきました。

最後に

子育てをしていると、たくさんの「初めて」に遭遇します。そんな時、今回の私のように「きっと○○だろう」「私の経験だと、多分これは○○」など、自分の経験と重ね合わせる場面が多々あると思います。
もちろん自分の経験は大切な知識ですが、それはあくまで素人による知識だという事

子供のことは先ずは小児科。子供専門の先生なのだから当たり前ですよね😂そう解っているのに、いざ子供が痛そうにしていたら慌てて「できもの→肌→皮膚科」という答えを出してしまい、結果遠回りをして小児科に受診、という形になってしまいました。

もし今回私が、
「ものもらいだから目薬して様子見よう」と時間を置いていたら、もう少し目が腫れていたかもしれない。
「トゲかゴミだろう」とそのまま絆創膏をしていたら、もう少し状態が悪化してたかもしれない。
そう思うと少し怖く感じました。また、病院は大袈裟かも…という事が、時には早期発見に繋がる事もあるのだと教訓になった出来事でした。

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